【シャトー】
歴史ある家族経営のシャトー・ニコのオーナーのデュブール家は、ボルドーの9つのACに のべ100haほどを所有し、このシャトーの設立は1840年頃である。現在のオーナー、ブノワ・デュブールで8代目となり、営業は、主に姉妹のヴァレリー・デュブールが担当し、常時12名ほどのスタッフで全醸造と運営を行う。アントゥル・ド・メールのカディヤックに近い。その為、プルミエル・コート・ド・ボルドーや、ソーテルヌにも畑を持つ。
【土壌】
ボルドー市中心部から南東に約35kmほどの、ガロンヌ川右岸 エスクサン村に シャトー・ニコは、15haほどの畑がある。ボルドー地方左岸タイプの土壌ともいえる細かい小石の混じる、粘土-石灰岩質。
【栽培:醸造】
ステンレスタンク醗酵後、約3分の一は新樽で貯蔵、約10か月熟成後瓶詰保存。土地や環境を尊重し、生態系の本質的なバランスを維持について非常に注意しながら生産を行う リュットレゾネの栽培方法を採用。
【味わい】
カベルネソーヴィニヨンの混和率が高く、骨格はしっかりして、きめ細かな口当たりでしっかりとしたタンニンを持つ。飲みごたえあるテーブルワイン。