【醸造所】
バッカート醸造所はｱﾙｻﾞｽワイン街道の北部　ドーリスハイムにある。いくつかの土壌の異なる畑を付近に13ヘクタール所有する家族経営である。ナディーヌと、フランシス　バッカート夫妻が1984年から醸造を行う。現在は次女のリディが、精力的に醸造家として様々なスタイルのワインに挑戦しながらも後継者としてアルザスン伝統も守る。自然堆肥又はオーガニック栽培認定をされている植物性堆肥のみを用いる。自然の草花と共存させる自然農法。
非常に手ロワールを大切にする作り手。シルヴァーナー 、 リースリング 、 オーセロワ、 ピノ・グリ 、 マスカット 、 ゲヴュルツトラミネール ピノ・ノワールなどを生産。

 【ワイン】
歴代ストラスブール大司教の教会ブドウ園であった由緒ある区画から作られるリースリング辛口は、風格のある味わいで、粘土石灰質土壌から生まれる。飲み頃は3年目から5年程度と思われる。
黄金色の輝きある色合い、ノーズは繊細でエレガントで、花とミネラルのノートがあります。豊かさと新鮮さの完璧なバランス。風味を非常に新鮮に保つフルーツフレーバーの余韻は長い。