【ワイン】セミヨン98%ソーヴィニヨンブラン2%のブレンドによる甘口ワイン。
このワインの為の0.51haの畑から撮れた葡萄により8.5ヘクトℓ(1haあたり)の収穫量。手摘みにより収穫の後、醗酵は新樽による。樽熟成は23か月。年間生産量864本。十分な甘さとコク、上品な酸味が特徴。砂糖漬けのオレンジとアカシアの蜂蜜、甘いパイナップルの様な風味を持つ。前菜、フォアグラ、柔らかいチーズとの相性は抜群。
【醸造所】甘口ワインの産地 カディヤック地区タバナック村の粘土石灰質の小さな区画の畑で丁寧に作られた葡萄による醸造。シャトーの三代目ジル・エブラールによる生産。彼は赤ワインも少し造っているが、この甘口ワインの生産量は少なく、高級なガレージワインとも言える。ジル・エブラールは長くCh.デュドンで醸造責任者として働いたのち、ソーテルヌ格付2級の中ではトップの貴腐生産者であり、有名な、故 ドゥニ・デュブルデュー氏所有で 現在子息の経営になるシャトー・ドワジ・デーヌ(Chateau Doisy Daene )の醸造責任者として活躍する。葡萄畑は祖父の家の小高い丘にあり、下の土壌は石灰岩質。石を切り出した後にワイン貯蔵庫になっている。